国内初の死亡例が発覚したコリネバクテリウム・ウルセランス感染症とは

2016年5月、福岡県の60歳代女性が餌やりをしていた猫を経由して「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」を発症し、3日目に死亡していたことが判明しました。

コンテンツ

病名
コリネバクテリウム・ウルセランス感染症
病原体
Corynebacterium ulcerans(コリネバクテリウム ウルセランス)
ジフテリア菌 (Corynebacterium diphtheriae) の近縁菌
症状
ジフテリアと類似した臨床症状
  • 呼吸器感染の場合:初期に風邪に似た症状を示し、その後、咽頭痛、咳などとともに、扁桃や咽頭などに偽膜形成や白苔を認めることがある
  • 重篤な症状の場合には呼吸困難等を示し、死に至ることもある。
  • 呼吸器以外(頸部リンパ節腫脹や皮膚病変)の感染例も報告されている。
感染経路
動物由来
  • 人、犬、猫、牛のほか、様々な動物の動物由来感染
  • 近年ではウルセランス菌に感染した犬や猫からの感染が国内外で広く確認されている
  • 人から人への感染事例は極稀
日本での発生状況
2001年~2017年11月末までに25例
治療方法
マクロライド系抗菌薬の使用

ソース

キーワード

感染症

SNSで共有

  • Time Flow

    ペットに風邪と皮膚炎の症状が見られたら早めに獣医に診察を。